日本の向かう道はほぼ決まった
今の価値観は英国が作った。
私たちの価値観は資本主義の価値観だ。
学校へ行き、勉強し、就職し、一生を終える。
よりよい学校に行き、よりよい会社に…。
それらの価値観は欧米型の価値観と言える。
産業革命と、資本主義が世界を席巻し、途中、共産主義が生まれ資本主義の対抗勢力となったが、共産主義は無くなり全世界が資本主義化する事で新たな成長センターが生まれた。
それが中国だ。
ユダヤやアングロサクソンは論理的な分析が得意な民族と言える。
全てロジック化する事で、数学や化学、科学等、あらゆる分野での先導役を果たしたと言える。
ヨーロッパは多様性の宝庫だったのではなかろうか。
地政学的な要素と民族対立の要素の中で、戦争により様々な技術が磨かれていったと思われる。
海運によりその技術が世界的にばらまかれていった。
欧米は歴史の中でその先頭役を担ってきたが、
20世紀になり先進国の成長にかげりが見え始めた。
逆を言えば、資本主義が共産主義を壊す事であらたな成長センターを作りだしたのかもしれない。
その成長の根源は人口だ。
アジアでは爆発的に人口が増加している。
その人口を利用したのが、中国共産党だ。
鄧小平は遠大な計画を立てたのかもしれない。
人口を利用し、安価な人件費を武器に。
しかも密かに目立たず。
中国は90年代より急激な成長をしはじめた。
ただ中国も盤石では無い。どこの国でもバブルに向かい国力が上がっている時には生意気になる。日本もバブル景気に浮かれ、六本木ではセンスを持った女性達が踊り狂い、不動産業はそれこそ札束を投げ合ったような奴もいたらしい。
人間の性は悲しいものだ。
中国も間違いなくバブルで有り、それがどのように破裂し影響するかはまだ分からない。投機目的の不動産は使われなければ結局朽ち果てる。それらの資産価値は大幅に減少するだろう。
それはまず富裕層と言われている人々を直撃する。
大国は又ナショナリズムを利用する。
それはアメリカも同様だ。
自国への愛国心を高める為に世論操作をする。
敵国を作り、自分たちの正当性を高め、国民を鼓舞する。
特に中国においては情報操作は学校の教育から始まっている。
日本の敵国視は収まらないだろう。
例え中国が民主化されたとしてもその教育を受けた人々が
日本を敵視する事には変わりない。
しかし体は資本主義で頭が共産主義こんな体制が残る訳が無いと言われ続けた中国がアメリカよりも今のところうまくコントロールしている事は注目には値する。
中国はソビエトのように又、ルーマニアのように劇的に崩壊するのであろうか。
中国は世界を抜き差しならない状況に追い込み、それこそ経済力を武器に貧しい国を一本釣りし味方に引き入れ世界を席巻していくのだろうか。
ユダヤとアングロサクソンはアジア人の門下に下る事を諒とするのであろうか。
民主主義VS一党独裁
日本はもやは世界の舞台には立てないかもしれない。
それは意志決定の遅さで有り、問題解決が出来ない国になっているからだ。
そもそも民主主義は手続きに手間が掛かり時間が掛かる。
皆に同意を取り付ける為に時間と手間が必要になる。
最後は民意を問わねばならない。
民主主義は決定のプロセスがただでさえ遅いのに、
日本は官僚主導により至るところに機能不全を起こす仕組みを持っている。
組織の硬直化もしかり、大企業しかり。既得権者が持つ障壁は強大だからだ。
情報統制については、有る意味日本も中国同様で有り、官僚、検察、メディアとマスコミが情報を操作している。
総理大臣をとっかえひっかえ変えているのは、官僚、検索、メディア、マスコミとその裏の勢力の仕業だ。
自分たちに不都合な人間をメディアを使い抹殺する。
自分たちの利益の為に自分たちに都合の良い御用達タレント事務所、経済学者?を使う。
そもそも問題にしなくても良い事をメディアを使い問題化し、
人々の目をそらす事を平気でやる。
問題を見えなくしている間に自分達の都合の良い法案を通したり、
通さなかったりしている。
戦争中の日本と同様で有能な人間が生き残れるのでは無く、
有能な人間程、抹殺されたりする。
それはケネディー等も同様だ。
有能な人間ほど責任を取る。
問題解決が出来ない事は日本人にとって致命的だ。
本当に日本人に見る目があるならば、意志決定の出来る体制を作らねばならないが、どうやらそういう気が無い。
それは既得権者が実権を握っている事が原因だ。
いずれ既得権者も崩壊していくのにである。
問題は年寄りの強欲だ。
欲望の持ち方を間違えている。
中国は一党独裁であるから意志決定が早い。
しかも戦略的だ。
日本はあまりに無防備にその戦略に乗っかった。
マスコミやマスコミ御用達経済アナリスト等は安易に中国投資を呼びかけ、円高を理由に中国進出を叫びだした。
しかし技術は移転し、日本の技術が今度は中国成長の要になった。
中国は中国抜きで経済が抜き差しならない状況に世界を持っていった。ユダヤ、アングロサクソンとは全く違うアプローチをし、力を付けていったのだ。
問題は悲しいかな日本である。
日本は優秀という幻想
もし、本当に日本人に智恵があったならば、バブル崩壊後20年も衰退していない。少子化などは昔から言われていた事だし、金がある時に幾らでも手を打てたはずだ。
しかし、その手を打たなかったのは何故だ?
そこに疑問がある。
日本の官僚は先頭を走る事を辞めた。
アメリカの覇権が日本に移るという分析の本が90年代の初頭かなり出ていたが、日本は国民に意思を問うことなく自滅を選んだ。
その根本は対米従属だ。
日本は軍備をアメリカに依存し経済発展をしていった。
日本の地政学的な位置が日本に有利に働いた。
中国とロシアはバリバリの共産主義で有り、アメリカと対立していた。アメリカとすればなんとしても日本が欲しかった。
共産主義の封じ込めの為に、日本も利用され、逆に日本もアメリカを使用し、経済発展していった経緯だ。
結局、日本はアメリカの52番目の州として機能することに生きる道を見いだした。
それが60年経った今でも大きく影響している。
今の問題はアメリカは金融経済の膨張により国家の基本的な産業構造が壊れた事にある。世界経済はアメリカの金融レバレッジによる信用マネーが虚構の夢を作り、ブラックホールのようにアメリカに吸い寄せられていた。
今のアメリカも又虚構で有り、いずれ虚構の正体が現れる。
アメリカが先か、ユーロが先か、それとも日本が先か。
今起きているのは崩壊競争だ。
結局大声で政府も官僚も言わないが、
日本は対米従属でいた方が楽だし、現在、それからは逃れられない。
従業員と同じだ。自ら考える必要がない。責任も無い。
ただついていくという道を選んだ。
アメリカも又日本が居る方が便利なのだ。
いざとなれば日本の財布を使える。国債を買わせ、ドルの価値が下がる事で、日本人の資産をアメリカに提供する。
そんな仕組みが出来上がった。
小泉元首相はその集大成だった。
小泉竹中路線で郵政民営化し、アメリカに資産をもっと献上するところだった。現在そのせめぎ合いをしているが、結局日本に残った物は莫大な借金と、無能な政府になった。
残念ながら民主党は良い顔しいの判断が出来ない政府だという事が分かった。
埋蔵金詐欺、ガソリン暫定税率詐欺、高速無料化詐欺、年金詐欺。
福祉国家の前にどうやって財源を確保するのか明かに出来ず、弱者救済を歌うのは良いが皆が弱者でどうやって救済するのか明かにしていない。
本当にこの国をどうやって変えていくのかその設計図も持っていない。政治主導という前にどのような設計でどうやって行程を組むのか全く明確ではなく、激動の世界の中でただ右往左往しているのが残念ながら我が政府と言える。
民主党は残念ながら幼児政治を脱していない。
民主党政権内に左翼から右翼まで存在しており、基軸が明確では無い。その政策のブレに日本全体に影響しているからだ。
左翼は介護や弱者救済を優先しようとする。
ところがその原資が無い事に政権を担当しやっと気づき、その修正として右翼にぶれる。
結局、自民党と民主党の政策の差がなくなる。
今後、日本の方向性を決定するのは大変重要になる。
日本は対外的にあまりにお人好し過ぎる。
中国へODAを出し、技術移転をし、あげくの果てが対日デモだ。
人間は誰でも自分が最も可愛い存在である。
自分自身の存在価値に意味を持たせたい動物である。
しかし、自分が優秀であると思うよりも絶えず足りないと思うところに進歩がある。
日本も同様に自らが足りないと思うところに進歩がある。
(まだ書きかけです。)
2010年10月10日 登録