作品一覧

モラトリアム法案のゆくえ

中立的な意見として

亀井金融相のモラトリアム法案について、
ネットの中では大非難が起きている。
まあ、それはそれとして、よくよく考えてみよう。

実は銀行には結構痛い目に遭わされている者として
金融の本質とは一体なんなのかを考える。

実は昔こういう事が有ったことを知っている。

あるトラブルで裁判沙汰になり、2年ほど争ったあげく和解金として、ある人が数千万円のお金を得る事になった。

いよいよ和解の場になり弁護士事務所に行き、サインをし、そのお金を得る段階になった時、(小切手)その弁護士事務所に今は亡き協和銀行の支店長が何の予告もなく同席していた。

私たちは若かったが、その支店長は米つきバッタのごとく、手をすりどうぞ私たちの支店にお預けください、どうぞどうぞ、是非お願いしますと平身低頭言うその支店長を見たときが、金の魔力を感じた始まりだ。
金があるところには銀行はこんな態度なのか?!と。

その後、実は東京都下のある現存する信用金庫から400万円程のお金を借り、返済をしていたのだが、たまたま保証人の問題があり、それを銀行に言うと、その行員はいきなり手のひらを返し、『残金はすぐかえしてくれ!』と言い放った!
その態度は前述の米つきバッタ支店長と真逆の鬼のような形相。
しかも、こちらは一度の延滞も無く支払っているに関わらずである。

その時に銀行の正体を見た。
私は一括で残金を返済し、
全預金をその信用金庫から引き払った。二度とその信用金庫など使わないし、名前すら聞きたくない。

あまりのその態度の違いに私は銀行の本質を見た。
その行員だけの問題では無い。
銀行員には心が存在しない。

不渡りが出ると、代表者名の銀行口座は何も言わず凍結される。
銀行とはそういうところなのだ。

よく考えてみてほしいバブル崩壊後、国民の血税を銀行に投入し、銀行がやった事は0金利政策で得た金を、サラ金を隠れ蓑にし、高利の金を貸す後ろ盾になった。
国民を借金漬けにし、自殺者を増やした。誰がそれをやった?

今、国民への利便性を与えているのは都市銀行では無く、実はセブンイレブンだ。

アメリカ発の金融危機を見ても、結局はマネーゲームにうつつを抜かし、金が金を生むゲームにはまり大損をこいているのが日本の銀行だ。

預金者の預金を預かり、それを貸し金利の利ざやで食うという銀行業務は金融ビッグバンで、それこそ銀行業務のごくごく一部でしかない。マネーゲームそれが正体である。

新自由主義とは、言葉のロジックもある。
自由な方が良いに決まってる。しかし、自由にすると完全に金を持っている力が金をより生み、金が無い人々はそこで固定化してしまう。それが今の日本の疲弊を生んでいる。
世界の小売りはモール型に席巻されている。金があるから可能な事だ。

例えばアメリカでは住宅のローンが払えなくても、家を手放せば負債は無くなる。その負債は銀行=(現在は国家)に移転され、個人的な債務からは逃れられる。

しかし、日本の債務は個人の上にずっと残る。

アメリカの国家に債務移転する事でアメリカの価値は低下する可能性が高く、ドルの信用もなくなる可能性が高い。

しかし、個人としての立ち直りはアメリカの方がフレキシブルに働くと言える。

日本人は個人に責任が重くのしかかる。
だから皆自殺する。(私はそう考えている。)
生きているだけで、国家からも税金の督促が来る。
どう生きるかという瀬戸際の人々に届く、心ない国や市からの強硬な督促や電話。
これはもうあんた死ねというのに等しい。
だから人間追い詰められる。

人間そうそういつもうまく行く保証などない。
たまにはどん底の落ちる時だってある。

本当はその時の救いの手をより充実させる事で、実は忠誠心や愛国心が増す。

お金の支払いが滞っているようですが、どうなさいましたか?
の一言でそれられの人々は救われる筈だ。
それが 支払え! とくる。
しかもサラ金並みの延滞金と共にだ。
さすれば支払い遅延者は上得意のお客様になる。

という事で、亀井金融相が好きなわけでは無いが、
銀行に対し、国が力を持つ事は悪い事では無いとも思う。
実際に蓋を開け、どのような対策をするかによるだろうが、
実は世の中の黒幕は銀行だったりする。

アメリカのゴールドマンサックスは、金融危機後になんと最高益を上げている。

ゴールドマン・サックス純利益34億ドル 4~6月期

私たちが見せられている世界が本当かどうかなんていうのは分からない。少なくとも日本の中小企業が生き延びられねばこの国に未来は無い。

冒頭に言った銀行の正体と、今回のモラトリアム法案を考えると、それも一つの手では無いかとも思う。

銀行はバブルを助長した。

バブルを弾けさせ、国民から金を搾り取り、金融危機では大失敗。
銀行員の贅沢で埋もれたうんちを拭き取るのはいつも国民だ。
ずーーーっとそんな事を続けさせてええんか、日本人?
とマジで思う。

民主党政権がどうかはまだ分からない。
しかし、すっかりパワーの無くなった自民党を見ると、いやはやこの国の政治は一体なんなのかと目を覆いたくなる。

と思いながら、まだまだ老体にむち打ち頑張る今日であった。

2009年09月30日 登録

コメント一覧