日本の衰弱
来週、いよいよ衆議院の選挙がある。
現在の状況では民主政権誕生の可能性が高い。
但し、どちらが政権を取っても日本衰弱の流れは変わらない。
日本の根幹問題は
人口構造の問題
だからだ。
人口が減っている、しかも高齢化する日本が成長するなどというのは大嘘でしかない。
現在の40代以上の人々は分かる筈だ。
物価も給与も減少している。
(先進国が衰退し、後進国が成長するバランス変化が起きている。)
現在のファミリーレストランの衰退を予測出来ただろうか。
デフレスパイラルは実際起きている。
物価は90年代と変わらない。平均所得は落ちている
現在の地方の衰退を予測出来ただろうか。
現在の若者たちの薄っぺらさを予測出来ただろうか。
(皆、着飾る事に興味が集中している。但しそういう社会にしたのは大局的な政治やマスコミである。)
私は日本の衰退を肌で感じている。
今年激変した事がある。
お盆だ。ETCの影響だと思うが、かなりの人々が移動した。
従来のお盆の傾向が変わり地方への移動がかなり起きた。
それはそれで地方の為には良い事だと思う。
高速料金を取れという意見と取るなという意見が対立しているが、
ここでの一番の問題は
地方が魅力的な製品・サービスを持っているか?
になる。
資本主義の原点は全て 製品・サービス が時代、商圏に合っているかが原点になる。
日本の問題はインフラは悪くなくなってきている。しかし、製品・サービスを生み出す頭がある人々が少なくなってきているところにある。
地方に空港を作る。地方に高速を造る。便利になる事は良い。
しかし、そこに何があるのか?
何もないところに果たして空港や道路を作っても誰が行くのか?
少子化の影響、製品・サービスの影響
大きな問題はその2点になる。
その問題にメスを入れる事で日本の未来が上昇し始める。
自民も民主も、それを命題にはしていない。
日本は有る意味、個人権利国家と言える。
例えば、東京を見てみると分かるのは、雑多なビル群である。
統一性も無いし、有る意味ゴミための中のような町が東京だ。
それは土地の権利が強い為に、その権利者が自分の好きに何でも出来る事から起きている。
日本の道路は、曲がりくねり細い。
土地の権利者の権利が強いからだ。
と同時に個人責任も又強い。
アメリカのように家のローンが払えなくなったら、家を手放せば個人には負債は及ばない。
しかし、日本は家を手放しても負債は残り個人の上に来る。
著作権上の問題で日本は検索エンジンも出来ない。
IT化にも取り残される。
アメリカの負債は銀行や融資機関に行き、それら融資機関は保険に入っていたり複雑な証券手法により、現在はアメリカ自身に個人負債や企業負債を置き換えている訳で、最終的には納税者の負担、もしくはアメリカの国債を買っている国(他国)の人々がアメリカの負債を負う事になっている。
アメリカはいずれドルが破綻する可能性が高い。
どちらが良いかは難しい話だが、アメリカの方が個人の個性や創造力を活かすという意味ではアメリカの方が遙かに柔軟性が高く、創造力を活かせる国家と言える。
その中で日本がどのように生きるのか
私たちはその選択を迫られている。
今回国民は、小泉竹中に騙されたと思っている人々が予想以上に多い可能性が高い。
日本が解決すべきこと。
・人口構造の是正
(人口問題無くして内需拡大などありえない)
・地方の製品・サービスの創出
(輸出向け技術も同様)
・生産消費を生まないジジババの資産の生産を生む若者への移転
その3つが大きな柱になる。
郵政選挙の結果は、国民の郵貯資産を大手を振って外国に投資できるようにする事だった。
そんな事より、人口構造選挙や製品・サービス創出選挙というようなものだったら意味があると言える。
しかし、今の政治を見ていると日本の未来は暗い。
1990年からの20年、日本は大きく変わっている。
でも、日本人を辞めるわけにはいかない。
次の世代への努力は止められないのだが、皆が変わらなければ日本の未来は変わらない…。
2009年08月24日 登録