倒産から身を守るために よりつづく
2008年年末~2009年起きる事
今年の暮れから、来年に向け経済状況は益々悪化する。
車産業は軒並み縮小に向かう。
まず、労働派遣や、期間工からしわ寄せが来る。
その後、収益が下がる様々な産業の労働者の首切りが始まるはずだ。
非正規社員が職を失った後に来るのは、正規社員である。
来年は、正規社員と言っても安心ではないだろう。
アメリカは、正規非正規にかかわらず、レイオフは突然来る。
会社側も社員もお互いを結びつけるのは契約でしかない。
生き抜く方法を身につけろ!
テレビを見ていると、職が無くなる人々を映し出している。
しかし、首を切られる、職が無い、仕事が無い、というだけで、その解決策は述べない。
テレビは残酷である。問題を写すだけで、その解決方法を導きはしないからだ。
まず、重要な事は、
職が無ければ自分で作る!
という気持ちを持つことである。
いつも、それを自問し、生きるくせを持てば、危機を乗り切れる。
この事は、言葉で言えば簡単だが、実際には難しい。
ただ、やれば出来る。
(逆にやらなきゃ出来ない。)
又、家族が居る場合は、家族皆で結束し、妻も主人も子供も、皆で力を合わせ危機を乗り切る気持ちを持つ事だ。
いざとなれば県も市も国も頼りにならない。
税金を一生懸命納めたあなたを助けてはくれない。
(ただ、遠慮せずに相談には行った方が良い。最も期待はするべきでは無い。役所は杓子定規の場所であり、税金を延滞すればサラ金なみの高利を取るが、支払いになると途端に出し渋る。
生活保護は、条件が厳しいはずだが、期待は持たず、相談には行ってもよいかもしれない。)
ただ、国も県も市も、あなたを殺すことは出来ない。
どんなプレッシャーを与えられても、出来ないものは出来ない。
良い意味で居直るべきである。
人生、良い時も悪い時もある。たまたま悪い時にぶつかったからと言って、それを良くする為、生きれば良い。
そんなあなたを殺すような国なら、皆で、日本人を止めよう!
レールに乗った人々は弱い
高学歴の人は、実は弱い。
高学歴の人々は親がレールを引きそのレールに乗っていった人々が多い。
様々な受験戦争を生き抜き、それなりの企業のそれなりのポストに収まる。
高学歴な人々は、一部、政府系や学術系のポストに収まる以外、そのほとんどが大企業に自分のポジションを見つける。
安定した生活設計の中で生きてきた人々は、有る意味苦労を知らない。
苦労を知らない人が、突然、首を切られたりすると何をどうして良いか分からなくなる。
そしてやっと自分を振り返る。
最後、人間が思うことは何かと言うと、
【自分は何が出来るのか?】
という事である。
そのとき、会社に依存している(た)自分に気がつく。
現代の会社は、過去の会社とは違う。
高度成長の時の会社は、それこそ長期的な成長が根底にあった。
年功序列が生きており、一つの会社に長く勤める、終身雇用が可能な時代背景だった。
しかし、現代は多様化の時代であり、長期的な成長を読める時代背景では無い。
よって、一つの会社にどれだけ居られるかは、その人の能力による。継続学習が出来ない人々は社会にでても落ちこぼれる時代になった。
(ただ、日本はまだラッキーである。まだ、自分で起業したり、選ばなければ仕事はまだ見つかる可能性がある。)
高学歴の人は、プライドが高く、学歴で物事を計る傾向がある。
しかし、学校は過去を学習する場で有り、現実起きている事が今の先端学習事例である。よって、今の対処が出来なければ学歴は意味が無い。
高学歴な人々は、その事を忘れているケースが多い。
それは年寄りの過去自慢に似ている。
そして、プレッシャーに負け、自身の対応能力に超えた事例にぶつかった場合、その対処が出来ず、負けてしまう。
重要な事は、生き方である。
突然、解雇された場合、自分は何が出来るかを自問しながら生きる事。学歴よりも、生産を上げられる人間の方が重要になる。
管理職の人であれば、自分自身でもよく分かるはずだ。
管理職の落とし穴
組織の中でも競争が起きる。
部門の長になる事を目指し、年齢と共に管理職に移行する。
組織内において管理職は有る意味出世目標になる。
しかし、それは同時に、実務から遠ざかる事にもなる。
組織内において、生産は下層で行われる。
実は、組織上層は、生産を下層に依存する事になる。
しかし、指揮命令系統はトップダウンも存在するので、
上層組織の方が有る意味、『偉い』という錯覚に陥る。
組織上層は、様々なトラブルを調整する事が職務の中心になり、
生産を上げる仕事から、人間を調整する仕事に移行する。
組織のポストは、仕事内容の変化を生む。
よって、現代は、自己啓発を怠る事は出来ない。
まだ、何か自分が出来る能力をどのポストでも持つ必要がある。
たとえ、代表取締役でも、役員でも、その条件は同じである。
会社が倒産すれば、役員も路頭に迷う。
よって、それら意識が無く、大組織内において、長く管理職をやっていた人の能力は陳腐化してしまう。
人間調整の仕事は大人数の中で生きる仕事であるが、その組織内において長く居る事でしか、その役割を担えない。いきなり他の組織に行って人間調整の仕事をする事は難しい。
管理職を長くした人は、生産を生むための仕事から離れる事で、その人自身が陳腐化してしまう。
また、問題は、その人自身、自分の能力を自覚せず、ポストで自分を評価するようになったりする。
組織の常識は時に残酷である。勘違いが、組織内で横行する。
笑い話に、
『あなたは何が出来ますか?』
と聞かれ
『部長なら出来ます』
というやりとりがあるように、
実は、組織内の常識と、生きる為の本来なすべき事が乖離する。
特に大企業で生きている人々は、その常識がずれる事で、勘違いを生じ、いきなり肩たたきにあったり、窓際に追いやられるという事が起きたりする。
その自覚を持てない人が多い為に、プレッシャーや、困難に弱い。
まず、その事を自覚する事である。
又、これからの時代、特に自分を防御する必要がある。
生産を上げる人は絶対に生き残れる
仕事にはラインとスタッフの仕事がある。
ラインとは生産を上げる事に関わる仕事を言う。
スタッフとは、生産を上げる為の管理の仕事を言う。
経理や人事等がスタッフの仕事になる。
会社の規模が大きくなると、スタッフの仕事が重要になるのだが、それはあくまで、売り上げ規模が大きくなった時である。
売り上げ規模が小さくなった時、それらの人々も仕事を失う危険性が高い。
アウトソーシングをしたり、より効率のよい管理体制を経営は求めるからだ。
その逆に、生産が上げられる人間は首を切られる可能性は低い。
営業で成績が上げられる人、よい製品やサービスを作れる人は
組織で重宝される。
ただ、逆に、それらの能力を持っている人は、会社を自主的に退職する可能性も高い。
それらの人々は考えを変えるだけで、自分で生き抜けるからだ。
よって生産を上げる側で生きるくせを持つ事は、それらの人々の人生を助ける。
たとえ管理(スタッフ)側に生きる人々も、その問いを自問し、生きる事が出来れば生き残れる可能性も高くなる。
今回の金融危機もラインとスタッフの仕事に分けられる。
少し話はそれる。例えば、ライブドアはインターネット関連会社と言いながら、M&Aや株式操作で売り上げを上げる会社になった。
その主役は、税理士だった。元来はスタッフ側の人間だ。
従来売り上げを管理する側の人間が売り上げを上げる側になった事を意味する。金融資本主義の本質はまさにここにある。
特に内部留保のお金が大きくなった時には、その資産運用が重要になる。バブル崩壊後、日銀は銀行を助けるために、超低金利政策を持続した。
低金利にすることで、銀行を救済したのだ。
銀行はサラ金等を隠れ蓑にし、高金利商品の裏に存在する事で、
国民は高利の金を貸し出しされたりした。
又、利益が上がっている会社は、銀行にお金を置いておいても、利息は微々たるものである。
よって、その資金の運用がしたくなる。
そこで、スタッフの人間が、それら金利商品の誘惑に負けたと言える。当然、お金をただ寝かすよりも運用した方が良いとなる。
今回の金融危機は、日本も無縁では無い。
そういった0金利マネーが世界を席巻したのだ。
組織は規模や、ステージによって会社が抱える問題も又変化し、それに関わる人々の仕事も変化する。
村上ファンドのように、『儲ける事はいけないんですか?』
というように、金融の世界はレバレッジを掛けた売買で、
架空マネーの取引が、実態マネーに還流し、それが膨大x二乗位な利益を生んだ。金融資本主義は、仮想マネーの仮想取引による実体経済の何百倍もの取引の世界だった。
右肩上がりの時には、それらのお金は実際の利益となり、一部の人間に強烈に集まった。(主に外資であるが)
しかし、その逆で、レバレッジを掛けたお金が減る方向になると、巨額の損を抱えるところが出てくる。
その損をそれらのところが負担出来れば問題ないが、その負担が出来ずになっている事が今回の金融危機の本質である。
下記の話も同じである。
金融マンにカモにされる大学
(社会に出る事を教える大学がカモになる? 笑い話である。)
よって、自分自身を、どう捕らえ、どう生きるのか、今後、益々重要になる。
ラインにせよ、スタッフにせよ、どうやって生産を上げるかという事を考え生きるのか。
これからの時代、それが重要な生き方の指針になるだろう。
但し、金融の仮想取引は今後、しばらくダメージを受けるだろう。
しかし、人間の欲望は深い。
実は FXという取引が密かに社会浸透しはじめている。
これはレバレッジの話であり、企業内において、スタッフの仕事をしている側が、内部留保を持っている場合、これらの取引の誘惑に引っ張られる可能性もある。
人生をどう過ごすのか?
日本人として、あなたはどう生きるのか?
今回の事を契機に、家族で真剣に話しあう事もよいかもしれない。
又、私たちがこれらの問題を乗り越える事が出来、あなたが生産を上げる人間にどういう形であれ変貌する事で、実は日本が再生出来る。
趣味や自分の好きな事で生きろ!
趣味や自分の興味が自分を助ける事がある。
本来、人間は自分の好きな事や、自分に向いている事で力を発揮するべきである。
人間は好きなことであれば努力を惜しまない。
好きな事は、なんと、お金を払ってでもその時間を使う。
本質は、生産を上げ、それが売れる事である。
実はインターネットは、個人に取って最大の武器になる。
もし、良い製品や、良いサービスを持っている場合、
そのマーケティングが上手ければ、それで生き抜ける可能性がある。
(但し、安易に考えるのは禁物である。インターネットで成果を上げようとすると二つしか道は無い。お金を掛けたくない場合は時間と努力が必要である。すぐに成果を上げようと思うと、知識と資本が必要である。)
経営が社員という立場と違う事は、責任である。
成功も失敗も、その事業者が責任を持たねばならない。
そのリスクを背負う覚悟を持たねばならない。
社員は有る意味、依存体質だから楽なのだ。
しかし、その依存体質こそがリストラを生む。
よって、これからの社会は、社員といえども依存体質では生き残れない事を意味する。
今起きている事は、突然、職を失う事だ。
この会社に居れば大丈夫だという安心はなくなった。
少なくとも、早くて来年。遅ければ2~3年。
会社に居れば安心という時代は終わった。
だから好きな事、
そばを打つのが好き
とか
マッサージが得意
とか
例えば、あなたは明日から整体師やカイロプロテクターになれる。
整体・カイロには資格はいらない。
又、単純労働とはいえ、植木屋なども良いかもしれない。
日当で、1万円~2万円は取れるだろう。
極端に言えば、それは明日からでも、あなたがやろうと思えば可能になる。体力は居るが、明日からでも出来る仕事である。
パソコンが得意な人
編み物が得意な人
英語が得意な人等
それらの人々は、明日から生き方を変えられる。
あくまでやろうとすればだ。
人間は言い訳を作るのが大変上手い。
駄目な言い訳は一杯出てくる。
その言い訳をシャットダウンし、前に向かう事。
時間を先延ばしにすればするほど、年老いる。
自分の得意で好きな事で生きる方法を見つけるのが実は最善である。
時間を捕らえた生き方をせよ!
もし、その人が10年、一つの事をした場合、
次の10年はその延長線上にあるだろう。又、自分の人生はその延長線上にしか無いと思いこむだろう。
日本の年功序列や、終身雇用は終わっている。
よって、自分の特性に何が合うかは、自分でもよく分からない。
有る意味、様々な職種についた人間の方が自分が分かるだろう。
そういう意味では、人生をドロップアウトした人の方が大成する人が出てくる。それらの人々は失敗も苦労もしているからである。
たとえば、スペシャリストは、その分野でのみ生きる。
しかし、その分野が陳腐化してしまうと、スペシャリスト自体が陳腐化する。
そのスペシャリストが他の能力を持っていなければ…。
そういう人は、高学歴の人に多い。
高学歴の人々は、部品になる可能性が高い。よって今後、高学歴でも、幾つかの違う能力を持つと良い。
(但し、現役で22歳で大卒、社会経験を5年程度積んで、複数の能力を身につける事は難しいかもしれない。今となっては金融工学を学んだ人々はどのような人生が歩めるのだろう。)
日本は有る意味、ジェネラリスト社会である。
(欧米はスペシャリスト社会である。)
よって、複数の能力を身につける事で、自分の身の振り方を変えられる。
しかし、資格が武器にはならない。
人に依存しないで生きるには、実践で、成果を上げねばならない。
事業は、資格では食えないからだ。
又、資格があるからと言って、実際に出来なければすぐその資格の化けの皮がはげる。
目的はただ1点
『成果を上げる』
ここにある
営業センスを身につけろ!
営業は社会的に嫌われる職種である。
断られる という事はストレスを生むからだ。
しかし、どんなに良い物や良いサービスでも、売れなければ意味が無い。
売るという行為から逃げる事は、事業としてもなりたたない。
よって、製品とサービス+マーケティングは車の両輪と言える。どちらが悪くても事業としては成り立たない。
特に、大変な時こそ、売る事を考えねばならない。
(分相応以上に、組織を拡大するべきでは無い。
組織が大きくなりすぎると、食う飯の量も半端では無い。
お金は一瞬のうちに蒸発する。もはや個人の力ではコントロール出来ない。その場合は倒産する。大きい会社は安心では無い事はここでも言える。見栄や欲で、事業を大きくする事は実は意味が無い。)
自分一人が食べる。もしくは家族が食べられる位の事業規模からスタートすべきである。拡大する場合は慎重に時代を読まねばならない。
格闘家の須藤元気は、駅前で、手作りのブレスレッドを売り、
月30万位になったと聞いた。
重要な事は、思った事を 『やる』 事である。
なんだそんな事と思う人は出来ない。
『やる』 人が最後には出来る人になる。
やれば、収益は自分の物になる。
やらなければ ゼロ だ。
人を責めたり、会社を責めても何も始まらない。
組合が強い会社は、会社が駄目になる。結局、組合も駄目になる。
そういった時代が来ている事を意味する。
売る という作業を覚えておくと、絶対にあなたは生き延びられる。
これからの時代は、必要な物しか人々は買わなくなるだろう。
その時代を読み、何を売るかを考えるべきだ。
売る技術は、あなたや、あなたの周りの人々を救う。
(続く)
・日本労働組合総連合会 0120・154052
・全国労働組合総連合 0120・378060
・日本労働弁護団 03・3251・5363
(火曜日、木曜日の15時~18時)
・派遣ユニオン 03・5371・8808
※全国の労働基準監督署、総合労働相談窓口、ハローワークも行ってみよう
2008年12月04日 登録