先日、一週間ほど、フィリピンに行った。
私の妻はフィリピン人で、10月4日が妻の両親の金婚式の為、アメリカ、日本からも子供達が集まる為、私も行かなければならないからだ。
妻の兄弟は妻を入れると8人。
10人の大家族
とても日本では考えられない。
孫や周辺の人間全員集まると32人。
なんと4世代が一堂に会した。
妻の両親は、フィリピン人だが、現在はアメリカ国籍を取ってアメリカ人になっており、アメリカに在住。
子供は、
フィリピン、アメリカ、日本に住んでいる。
家族の再会自体、大変な調整が必要になる。
今回は金婚式という事で、結婚50周年のお祝いの席なので、
やはり出席せねばならない。
両親には全て秘密裏に話しを進めていたらしい。
現在の仕事が国外で出来るかという実験の側面もあった。
実は、フィリピンでも仕事が出来る事を発見した事の意味も大きい。
なんと下のリゾートで仕事が出来た。
http://seadiver.multiply.com/journal/item/3
妻の次姉はアメリカ人と結婚しており、今回、その旦那と、旦那の前妻との息子、とその息子の彼女のアメリカ人も来ており、
まさに国際感豊かな再会となり、実に刺激的な再会となった。
(息子はサングラスを掛けるとトムクルーズに似ている。)
私自身は英語はうまくない。自分が言いたいことを相手に伝えようとするのだが、そこで、面白い事が分かった。
言葉のセンスは、フィリピン人が最も優れている。
しばらく国外に行ってなかった事もあり、英語を大分わすれていたのだが、アメリカ人に英語を話すと、私のアクセントがアメリカ人は理解出来ないのだ…。
(まあ、お前は良くやってるよと言われるのだが、今回、非常によく分かったのは、日本人に取って一番英語が難しいのは音である。
RとLはもちろん、日本語で表記できない音が英語にはたくさんあるのだ。ある時、妻の兄と話しをしていると、アメリカ人の義兄が来て、いや~まだ英語が下手だから緊張すんだよな~とか言うと、俺は日本語をしゃべるのは緊張しないぜ~!と言う。では、何か日本語しゃべってみろと言うと、サヨナ~ラ~横浜ママ♪と言って大笑いしていた。ヨコハマは知っていた 笑 外人とのコミュニケーションは結構刺激になる。昔、バンドマンだった私はギターも少し弾けるので、それもコミュニケーションの大きな道具になる。音楽には国境が無い。特にビートルズは世界中の誰もが知っている。)
又、アメリカ人の英語のアクセントを私は理解出来ないのだが、フィリピン人は理解出来るという事が起きる。
たとえば、アメリカ生まれの子供達がいて、
シュノーケリングに行くのか?と聞かれた。
それがわからない。
アメリカ英語だと、スノークリングに近い。(クはあまり発音しない。)
という感じだ。
フィリピン人の言語能力は非常にフレキシブルだ。
私の仲の良いジェイソンという男は、スパニッシュ系のハンサムなフィリピン人だ。(かなり太ったが。)そもそもフィリピンは7700も島があるので、かなり言葉が違うらしい。共通語はタガログ。
そいつは、タガログ、イロイロ、パンパンガ、英語、スパニッシュと、俺は結構しゃべれるぜと言っている。
侍が好きで、日本にいつか行きたいと言っている。
マーシャルアーツを勉強しており、かなり強いが、女の子に強烈につねられ、殴られ、でも決して逆襲はしない。
次姉が結婚しているアメリカ人は、プログラマーなのだが、
MBAも取得している頭の良いアメリカ人で、今回又、彼との仲が近くなった。
義兄がアメリカ人なのは日本人的感覚からするとかなり変なのだが、多分アメリカ人的にはかなりあり得る話というよりも、
皆、様々な国から来ているので、日本人はマイナーなカテゴリの一つという感覚だと思う。
彼の息子のガールフレンドは、ハーバード大に行っており、
彼は彼女を気に入っているようだった。
(ハーバードはかなり実践的な大学だ。私は昔ハーバードビジネスレビューをよく読んでいたのだが、成功事例の会社の実際の事例を研究しているのを見て感心したものだ。)
今回のアメリカの金融危機はまさに彼と会っている時に起き、
アメリカ人の様々な考えを聞く機会があった事は刺激になった。
部下の一人がアフガニスタン人で、そいつはイスラム教徒なので、女性と目を合わせて話をするなど出来ない環境で育っている。
ある日、社内で下ネタ系の冗談をアメリカ人同士が言い合っているのに刺激を受け、そのアフガニスタン人が下ネタ系の冗談をアメリカ人の女性に言ったというので、その女性からクレームが来たと言う。
それで、その女性には、あいつはまだアメリカの仕組みがよく分かってないから、もし、今度、そういった冗談を聞いても、とりあえず受け流してくれと。
そのアフガニスタン人は、下ネタの冗談が受けると思いこみ、その後も何度かそういった冗談を言っていたのだが、女性達は受け流していた。
で、今度は、そのアフガニスタン人に、いいか、そういった冗談は本当に仲が良くなければ言っちゃいかんのだ!
と教えたとかである。
日本ではイスラム系の人々とつきあうことがほとんど無いので、
そのような事はあまり起こりえない。
つまり経験できない話を結構聞ける。
又、次姉が最も成功に近く、セキュリティー会社の副社長をやっており、現在アリゾナに住んでいる。
その社長は、ベトナム系のアメリカ人。ただベトナムで生まれたらしく、アイデアマンだと言っていた。
やはりアメリカは、多民族国家だという事で、多人種に接する機会が圧倒的に多いために、その視野が広い。
又、アメリカ人は基本的にあまり日本を知らないのだが、やはり画一性や厳しさ、忙しさというイメージが先行している。まあ、確かにその通りなのだが…。
日本というイメージは、やはり冨士山、芸者、侍とハイテクというなんか管理社会的なイメージで捕らえられている。
異質を受け入れないという感じである。
フィリピン人は日本に対してある種、好意的なイメージを持っている。何が原因しているのか、米を食べるからか、アジア人だからか、日本の成功についてはある種の尊敬的な気持ちを持っている。
今回、色々な人間と話しをした事もあり、
様々な意見を聞けた事が面白かった。
ちょっと下品な話題になるが、そのアメリカ人の言っていた話題で、笑ったのは、最初、韓国は、中国に攻められ、中国との混血が増えた。その後、日本に攻められ日本人の混血が増えた。
だから、韓国はアジアの中で強いと。
(そのアメリカ人の前の妻は韓国人だったのと、実際の言い回しはもっと『げす』な言い方だったのだがここでは遠慮する。 笑)
基本的にアメリカが強いのは、混ざった遺伝子の強さだと彼は確信している。確かにそういった部分があるとも思う。
※フィリピンには韓国人がかなり増えている。
大学でも韓国で勉強するよりは安いという事で、
学生も増えているらしい。
又、様々なリゾート地にはハングルが蔓延していた。
日本人の大人は私だけという環境。
まあ、国別の感覚の違いは結構笑える。
フィリピン人の良いところはフレンドリーなところだ。
楽天的で明るいところは彼らの最大の良い部分だろう。
アメリカ人の義兄と私は先進国的な考えで、
こいつらは、何時にと約束しても、時間通りになった試しが無いと
(笑)。
まあ、私は、その場に行けば、その国に従う事にしている。
だいたい、家族がこんなに近いのはアメリカで考えられるか?
と言うと、やはり考えられないと言う。
日本は?というので、もちろん日本もだと。
妻の最も若い弟は、アメリカに15歳位で渡り、今、27歳になっている。
彼は、フィリピンも知っているし、アメリカも知っている。
君はどっちの国が良いかというと、フィリピンでは金が無いと何も出来ない。
ただ、アメリカは仕事も有るし、生きるにはアメリカの方が良いがもし、本当にお金があれば俺はフィリピンの方が良いと言っていた。
アメリカは皆、自分の事に忙しい
なるほどと思った。
先進国は皆、自分の事に忙しいのだ。
(続く)
2008年10月17日 登録