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2008年金融危機3

世界中の株価の乱高下が止まらない。

本当は、こういう時に株を始めるのがある意味良いのかもしれないが、株をやるには1日中張り付いて株の動向を逐一見なくてはならない。
買った後の売り時を見極めねばならないからだ。

という事で、株に手を出すことは私は出来ない。

デイトレーダー達はまさにディスプレーを数台並べ、
刻々と株の買い時、売り時を狙っているのだ。

資本主義の根本は何かと言えば、利益である。

利益を上げる

この根本命題を追求した結果が金融資本主義ではないだろうか?
工業型資本主義では、製品を作り、それを売る事で、利益を上げる。

しかし、金融資本主義では、金利や、株の売買で利益を上げる。
金融工学は、未来を売買し、保証金を積み、その何百倍もの取引を生み出した。

今回の金融危機の根っこは、それら架空マネーバブルの崩壊と言えるだろう。だから根っこがより深くなっていると思う。
その架空マネーの利益が、実体経済の利益を生み出しており、
その巨大な金はおよそ十数年アメリカを支えたと言えるだろう。

この次に何が来るのか、もしくは過去に戻るのか…。

工業型資本主義の次に来るのは金融資本主義と言われたが、
現在の金融資本主義の崩壊は、世界経済をどこに向かわせるのだろう。

過去に戻るようであれば、日本には未来がある。

今回の金融危機は、共産主義の崩壊と同様、金融資本主義の崩壊と言える。まだまだ、混乱は続くだろう。

つづき

さて、金融危機は分かった。
各、ヘッジファンドや、銀行、保険会社、政府系年金基金運用等が大きなダメージを受けた。

では、金融国家に変貌した、アメリカ、イギリスやその他の国の未来はどうなるのかである。

製造は、ほとんどが中国や東アジア諸国に逃げていった。
ITはインドに。

金融がボロボロになり、国内での利益を生み出す産業が無くなった国家の未来はどうなるのだろう。
問題はそこにあると思う。

アメリカの未来は?
イギリスの未来は?
アイスランドの未来は?
高度技術国家は、企画、設計を行い、製造を製造国家が請け負うのか?
その製品をどこが買うのか?
アメリカが買っていた製品をどこの国が買えるのか?

短期的な視野と長期的な視点でも違うだろうが、
やはり世界はマーケットを必要としていると言える。

ただ、ヘッジファンドや、金融が破綻した事で、
お金が少数の人間に集中することは無くなる事は良い事かもしれない。

次に何が来るのかは、まだわからない。
又、本当の変動はこれからやってくる。
又、私たち、一人一人が未来に向け何をやるのかが問われるであろう。
世界は、グローバル化しながら、しかし、過去の郷愁を誘ってもいる。
食料輸出も世界に。しかし、地産地消が良いと言われ出す。
結局、グローバル化しない方が人類は幸せかもしれないのだ。

アメリカの大統領がブッシュで無く、アルゴアであれば世界はもっと変わったであろう。

今度の選挙では、オバマが勝つ公算が高く、いずれにせよ、アメリカは軍備に金を掛けられずより内向きになるだろう。

そんな中、ソビエトはどう出る。しかし、ここのところの原油価格の下落でソビエトの資産価値も下がる。

金融危機は、中国も襲うであろう。
不満分子がより増えるのか、共産党が押さえられるのか。
中国は持たない持たないと言いながら、まだ中国は持っている。

11月4日。アメリカの有権者は世界の命運を握る。
しばらく、株価と経済からは目が離せない。

2008年10月17日 登録

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