作品一覧

ケイトブッシュ ブリティッシュロック

たまに無性に音楽にはまる。

ケイトブッシュは、20代にはまったアーティストの一人。
70年代に、日本の時計のセイコーのコマーシャルを見た時から
気になったアーティストだ。

当初は、美貌と妖艶さで、アイドル路線的な取り上げられ方もしたのだろうが、ケイトブッシュはそういった物に関心を持たず、踊りではなく、パントマイムでもない、動きと音楽を融合させた彼女の世界を作り上げた。

その創造性は、一人の人間として感銘を受ける。

アイドルとは一線を引く、一般の人々が理解の範疇を超える芸術性まで到達する精神性…。
自己を追求するアーティストの一人である。

恋のから騒ぎのオープニングのテーマで知ってる人は多いだろうが、20代のケイトブッシュは、才能と努力の固まりで、
ハマースミスオデオンのライブは多分、500回以上、見ているだろう。

今はふと、物思いにふけるとき、最近はこの曲を聴く。

This womans work

多分、古いと思う人も居るだろうし、
万人向けの音楽では無いかもしれないが、心に届く。

面白い事に、年を取れば取るほど、イギリスのアーティストの音楽が心に届き始めている自分に気づく。

アメリカの音楽は商業主義的過ぎる。
(フランクサッパをのぞく)

北京オリンピックの最後にジミーページが出て来たのには笑ってしまった。1971年、15歳の時、初めて行った大きなコンサートがレッドツェッペリンで、パンフレットを買いに武道館を歩いているとばったりと、レッドツェッペリンのメンバーと遭遇。

ジミーページは、人が集まり、怖がっていたのだが、
ロバートプラントはきっちり握手してくれた。
15歳の少年にはあまりに刺激的過ぎる出来事。
(その後、1996年?ページプラントでの来日時に、西新宿の会社の事務所の下で、ジミーページとロバートプラントに再会。
奇妙な運命だ。)

レッドツェッペリンのコンサートは3時間半に渡り、
武道館アリーナ、前列から13番目の席だったわたしは初めてコンサートで強烈に興奮した事を昨日のように覚えている。
(実はその当日の音源を持っている。演奏は今聴いても素晴らしい。)
今でも3本の指に入るコンサートだ。ジョンボーナムのバスドラの
フロントの皮が動きまくるのを見て驚異的に思った。
ジミーページが途中でバイオリンの弓を使い、それでレスポールの弦を叩くと、松ヤニの煙がパッと出る。
当時のジミーページは素晴らしいギタリストだと思うし、何より、曲が素晴らしい。

小林克也がジミーページにインタービューしているのを見た。
ジミーページは自分たちがやりたい音楽をやり、
プロデューサーやレコード会社の言うことを聞かずに出来たのが、
今だに若い人々にも聞かれている理由だろうと言ったのを聞き、
そう、やはり良い音楽は残ると思う。

↓東京の演奏はもっと良かったぜ。

うわ!再結成時のオープニングはなんと、
Good times Bad timesだ!

日本の代々木で見た、イエスだったがあまり感銘は受けなかった。
(トレバーラビン参加時)
ところが、アメリカ、カリフォルニア、マウンテンビューで見たイエスは、その会場の雰囲気にも相まって、強烈に良かった。
皆、年食っているのだが、ジョンアンダーソンの声は、若かりし時の声より、より一層美しさに磨きが掛かり、神懸かり的な声をしていた。
(少し、小田和正も似た系統だ。)

この頃のイエスは勿論最高である。

ピーターゲイブリエルが居た頃のジェネシスは、ひたすら、
叙情的で、その感性はとても20代の若者の感性を超えている。
この音楽性の高さと純粋さ、求道者に見られる姿勢は、この時代の音楽の特徴である。

ピーターゲイブリエルの力強い視線、と、何かを見つめる目線は若いという以外の意志を感じるのだ。

とどめはピンクフロイドだろう。
テクニックでは無い、感性と哲学と人間を歌うバンドだ。

死ぬまでに一度は見たいバンド…。昨年は仕事のついでに、
ロジャーウォータスを見た。
疑似ピンクフロイドだったが、感動ものだった。
(ポリスも見たが、数倍ロジャーウォータスの方が良かった。)

http://jp.youtube.com/user/frylock55?ob=4

ということで、ビートルズをはじめ、イギリスの音楽は今に残る。
70年代は、まさに音楽に感性と芸術とエネルギーが有った。

その時代をリアルタイムに生きられた事、ある意味、幸せな世代かもしれない。まさに音楽の革命的な時代。
まあ、じじいになってもロックが聴けるのは幸せかもしれない。
わたしの世代はまさに世界文化のシャワーを浴びた世代でもある。
いずれ私たちは死ぬ。その時代時代の思い出を胸に。

コンピューターの登場で、日本にもチャンスがあるかもしれない。

昔のロックはアメリカやイギリスの住宅事情でないと、
あのような音楽は生まれなかったと思う。

コンピュータは大きな地下室や家は必要ないからだ。

日本の若者は世界を目指して欲しい。

2008年09月08日 登録

トラックバック一覧

コメント一覧