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北京オリンピックと日本の罪

北京オリンピックが今日終わる。

中国について、北京の環境や、チベット問題、四川地震等の問題が取り上げられていたが、オリンピックが開催されると同時にそれらの問題について、どこのマスコミも取り上げなくなった。

中国の開会式等も色んな意見はあるが、基本的に良くやっているのではないだろうか。

今年のオリンピックは、8月15日をまたいだ事も有り、
いくつかのマスコミでは、原爆の特集や、戦争の特集も同時に取り上げていた。

米軍カメラマンが見たNAGASAKI
レイテ島の戦い
日中戦争とアヘン

個人的見解だが、日本という国は、戦前から今まで、やはり政治の問題が大きく陰を落としているのでは無いかと思う。

それは今も同様である。
オリンピックを見ていても、様々な事を感じる。

結局、日本の戦争は、日本に対する禁輸処置の中から、どうすることも出来ず、戦争に突入するしかないという側面も有ったとは言えるだろう。

しかし、国民を巻き込む政府の判断は、非難されて当然とも言える。

なにより、国民の命を、ゴミのように取り扱っている。
その考え方は、今の年金問題に繋がる。

日本の問題は、最後、精神論になるところである。
出る杭を打つ。妬み等の負の精神はアジアに共通するメンタリティーである。

天皇の名の下に、国民を集結し、最後は玉砕を命令する。
精神論で、戦に勝てる事など、近代戦の現代あり得ない事である。
しかし、政府はそれを国民に強要していた。
そもそも、命を大事にしない戦がどう勝てるのだろう。
人の力を生かしてこそ、力が出る。
その人を粗末に扱った、責任は大きい。

フィリピンでの戦いは、現地人を巻き込み、沢山の人々が死んだ。
しかも、ショックなのは、現地に残った日本人に対し、武器も食料も無くなった兵士に対し、それでも戦えという命令を下している軍部=政府である。

アメリカ側のインタビューで、自分の仲間が日本人に殺され、その死体に日本人がひどいことをするのを見てショックを受けたと。
だから日本人を残らず殺してやろうという気になったと言っていた。

日本人は日本人で、自分の仲間が殺されると、ものすごい怒りがこみ上げると、身近な人を殺されると人はそういう気持ちになるらしい。

そこらじゅうにある死体の中で、飯を食う。
しかし、それが当たり前になる現実…。

まさに戦争の狂気である。

食べ物が無く、現地の人々の物を盗む。レイプをする等、そのとき、日本人はもはや人間としての理性さえも失っている。
フィリピンの人は、まだ、中国や韓国ほどの、強烈な恨みの精神性を持っていない。
(この件については、妻の両親の話と、日本人兵士の話を総合しても、事実だと思う。)

しかし、中国、韓国は違う。彼らは 恨 の根を持っている。

それがいまだに尾を引いているのだろう。

私自身は未来志向に生きねばならないと思う。
未だに、過去を蒸し返す事は、良い事では無いだろう。

しかし、日本人もまた、その過去と向き合い、総括し、それを世界にもっとアピールするべきかもしれないとは思う。
何より、日本政府はそれらを認めようとしない。

全ての兵士は、どこの国でも、命令が絶対である。

日中戦争において、その軍費をどこから調達していたかと言えば、
阿片からだと分かりこれもまたまたショックだ。
(それはどこの国でもそういう事が過去には有ったらしい。)

阿片栽培、阿片窟を軍が管理し、その費用で武器弾薬を買う…。
なんじゃこりゃの世界だ。○○組と変わらないじゃないか。
相撲界の大麻騒動どころの騒ぎではない。

大東亜共栄圏

欧米の列強からアジアを守る?
そういった崇高な理念など、全く感じられない現実。
当たり前である。
勝っている時に、講和条約等、結ぶ必要が有った。

時の軍部=政府が欲を持っていた事が、日本人だけでなく、
様々な国の人々を巻き込んだと言える。
(勿論、戦争の狂気は日本だけではない。)

そんな事を考えながら、オリンピックを見ていた。

人はアフリカが起源であることはほぼ突き止められている。
ミトコンドリアイブ

人種はどこから分岐したのか?

そうなると、ある意味、日本は人種の行き止まりだった可能性がある。違う種はエスキモーや、インディアン、南米へと渡っていったのだろう。

航空機の発達で、人々が比較的自由に世界を旅行できるようになって、大体30年位なのではないだろうか?
20万年の人類の起源の中で、人の動きが世界的になってからまだ30年。

今後、益々、人々は混じっていくだろう。

やはり、白人の強靱な肉体にはかなわないと思いながら、
ただ、黄色人種に得意な種目もある。

様々な事を考えながらみるオリンピックはやはり楽しめるし、
何より、人は人が努力する姿に感動するのは何故だろう。

韓国の野球は素晴らしかった。
チームワークも、その心意気、遙かに日本よりも強い。
韓国野球は賞賛に値する。

日本人の中には、先輩、後輩というしきたりのようなものがある。
先輩が強ければ、後輩は先輩を尊敬する。
しかし、弱い先輩が威張りチラシ、誰がその先輩を尊敬するだろうか?

日本は、自らを反省し、より努力をすべきである。

オリンピックは、肉体的性能の競争である。
しかし、そのオリンピックからは様々な事が見える。

実は、オリンピックは一部の事であり、日本人がこれからどのような未来を思い描き、私たちが世界をどのように平和に出来るかに力を発揮出来る事を考えるべきではなかろうか。

オリンピックが終わり、中国の祭りの終演を迎える。
肉体の競争により、感動を与えて貰った。
これからは是非、平和の競争をして欲しいものだ。

2008年08月24日 登録

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